ここ10年でAIを使った技術はどんどん発展しており、今では家電や自動車、医療機関や農業など私たちの日常生活を助ける技術が多く登場しています。
そういった多くの人の役に立つAIを開発したり、システムを組んだりとAIに携わる仕事に興味を持っている人が年々増えています。
しかし、「AIエンジニア」に興味を持っていても「大学で専門的なことをしていないし仕事も関係ある業務ではない」「未経験で目指したいけれど何をしていいのか分からない」という20代の人は少なくありません。
そこで、20代未経験でも「AIエンジニア」になることは可能なのか、また未経験でも採用されるにはどうしたら良いのかを調査しました!
当メディアを運営するエスタイルに、20代未経験から入社したメンバーのエピソードも紹介するので、20代未経験で「AIエンジニア」を目指したい人はぜひ参考にしてみてください。
20代未経験でもAIエンジニアになるのは可能!
結論から言うと、20代未経験でも「AIエンジニア」になることは可能です!
しかし、全くの知識がないまま、ただ「カッコ良さそう」といった気持ちで面接に行っても当然不採用となってしまいます。
未経験採用と言っても、自分なりに独学で知識を付けたり実際にプログラムを使って動かしてみたりと知識取得と実践を繰り返した上で「AIエンジニア」の応募をするのを意識しましょう。
その方が、モチベーションをアピールできるのでより印象も良くなりますしね!
ただ、経験はなくても若ければ若いほどポテンシャル枠としての採用可能性は高くなります。そのために、出来るだけ早いうちに色々な企業とカジュアル面談してみるのがおすすめです。
「AIエンジニア」とひとくちに言っても、業界や企業によって求めるスキルが微妙に異なるためです。
AIエンジニアの基本的な情報や身に付けるべきスキルは、以下の記事で詳しく解説しています。
AIエンジニアってどんなことをするの?
ではなぜ、業界や企業によって求めるスキルが異なるのでしょうか?
理由として「AIエンジニア」と呼ばれる職種は1つだけではないからです!
そもそも、「AIエンジニア」と言う呼称は現場で使われることは多くありません。
AIを使ったエンジニア業務は数種類あり、業務も細かく分かれています。AIに携わる仕事は様々なので、どの職種が自分に向いているか確認しておきましょう。
AIエンジニアと呼ばれている職種一覧
「AIエンジニア」と一般的に呼ばれている職種は以下の通りです。
職種 | 業務 | こんな人が向いている |
データサイエンティスト | データの分析・解析 データ結果を活用しクライアントへ提案 |
クライアントのビジネス課題を理解して最適な提案ができる人 バランス良く器用にこなせる人 |
機械学習エンジニア | システムや複雑なアルゴリズムの実装 機械学習を用いたアプリ開発やWeb開発 |
1つのことをどんどん深掘りしていきたい人 とにかく開発スキルを極めたい人 |
データエンジニア | データ活用のための基盤を作成 必要なデータの整理 |
緻密で繊細な作業が好きな人 ミスを見つけてすぐに修正できる人 |
データアナリスト | データのビジュアライズ化 BIツールを活用しクライアントへ提案 クライアントへのプレゼン支援 |
クライアントのビジネス課題を理解して最適な提案ができる人 コンサルやマーケティング業務を行っていた人 |
どの業務もAIを使った業務には変わりないので、数字や分析が好きだったり論理的思考が得意な人が目指すと良いでしょう!
データサイエンティストの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
機械学習エンジニアの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
データエンジニアの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
データアナリストの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
20代未経験でAIエンジニアに応募する前にやるべきことは?資格は必要?
「AIエンジニア」として転職したい場合は、独学でプログラミングや統計学に触れておく必要があります。
具体的には、以下の資格を取得したり経験を積んでおくのをおすすめします。
資格
- 基本情報技術者試験
- 統計検定2級
経験や知識
- Python,SQLによるデータ加工
- 機械学習に関する知識
- Kaggle出場経験
まずは、オンライン上でプログラミングを学んでみたり、プログラミング言語「Python」を使ってプログラミングに触れてみるのが良いでしょう。
ある程度プログラミングや機械学習に慣れたら、Kaggleといった機械学習のコンペに出場してメダルを獲得するなどアピールできる実績を作ると、未経験でもより採用される可能性が高くなるので挑戦してみましょう!
初心者におすすめのAIが学べる本は、以下の記事で詳しく紹介しています。
どういう人が採用されやすい?
20代未経験で「AIエンジニア」を目指すのであれば、学習に対してモチベーションが高い人が採用されやすいと言えます。
ポテンシャル採用を積極的に行っている企業も多くあるので、どれくらいモチベーションが高いのか指標にするためにも事前の独学が大切になってきます。
同じ未経験でも全く何も知らないけれど応募した人よりも、自分なりに知識を身に付けてから応募した人の方が印象が良いですよね。
もちろん、IT関連分野の経験(データ分析職種や、システムエンジニア、ウェブマーケター等)がある場合は更に強みになるので同時にアピールしていきましょう!
「AIエンジニア」が本当に自分にマッチしているのか確認するためにも、ぜひプログラミングの世界に触れてみましょうね!
AIエンジニアの面接対策は、以下の記事で詳しく解説しています。
20代未経験からAIエンジニアに転職した人のエピソード
当メディアを運営するエスタイルは、9割のメンバーが未経験からのスタートです!
その中でも、新卒2年目で花卉業界から転職し未経験で入社した小林さんのエピソードを紹介します!
20代未経験で「AIエンジニア」の転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
花卉業界からAIエンジニアの道へ!
小林さんは、大学時代に情報科学科を専攻していました。
そのため、プログラミングも毎日のように勉強していましたが、仕事にする自信が無かったので、もともと好きだった花の業界に就職したそうです。
ですが、繁忙期での花の在庫ロスなど問題点があるにも関わらず、改善に前向きではない環境に悩んでおり「同じ現状の会社をデータを使って助けられるのでは」と考え、もう一度IT業界を目指すことに決めました。
実務経験も無く、1年のブランクもあるため最初は転職活動に難航しましたが「未経験採用」を積極的に行っているエスタイルと出会い転職を成功させました!
大学時代の活動や研究内容はもちろんですが、自分の好きなことや前職での課題意識なども評価されたそうです!
小林さんは、入社後に「Tableau」というBIツールを勉強し社内向けツールの開発やTableau導入サービスに携わり活躍しています!
小林さんのエピソードはwantedlyで詳しく紹介しています。
ぜひ20代未経験から「AIエンジニア」を目指している人は参考にしてみてください!
エスタイルなら20代未経験でもAIエンジニアになれる
未経験採用を行っている企業が少ない「AIエンジニア」ですが、エスタイルは未経験でも積極的に採用を行っています!
事前知識があるとより良いですが、入社後には最短2ヶ月の導入研修を行っているので、AI・データサイエンス人材として必要なスキルを習得することが可能です!
また、エスタイルは勉強できる環境作りに力を入れているため「こういう勉強をしたい」「こういう講義を受けてみたい」などの学習意欲がある取り組みは必ず挑戦させてくれます!
好奇心や向上心を重要視しているので、「AIエンジニア」としてのモチベーションが高い人はすぐに伸びますよ!
ぜひ、興味を持った人はお気軽にエントリーしてくださいね!
皆さまからのご応募お待ちしております!
▼エスタイルの業務や環境が知りたい人はこちらも参考にしてみてください!