近年、AI技術の発展が著しくなり日常生活でもAIが活躍する場がどんどん増えています。
今後ますますAI需要が高まることから、AIや機械学習を使った職種は将来性があると注目されています。
一般社団法人データサイエンティスト協会2021年調査で「データサイエンティスト」は、アンケート対象者の8割以上が将来性を感じているという回答データもあります。
この記事では、未経験で「データサイエンティスト」になる方法を解説します。
また、実際に未経験から「データサイエンティスト」になったメンバーの転職エピソードもインタビューしたので、未経験で「データサイエンティスト」を目指したい人はぜひ参考にしてみてください!
データサイエンティストの将来性については、以下の記事で詳しく解説しています。
データサイエンティストとは?
「データサイエンティスト」の業務は大きく分けて3段階です。
- クライアントのビジネス課題を探索し、データを用いて解決できるのか検討する
- データを元に仮説検証や分析を行う
- 検証結果を元に改善・課題解決を行う
IT技術を使ってデータを分析し、クライアントの課題把握〜解決の提案までを行っていきます。
「データサイエンティスト」になるにはどのようなスキルが必要かと言うと、
- データを活用できるプログラミングなどの技術
- データを解釈するための統計や数学的な知識
- クライアントの課題を把握・整理する能力
の3つが重要となってきます。
「データサイエンティスト」はクライアントとコミュニケーションを取りながら仕事を進めるため、ビジネス能力やコミュニケーション能力も必要とされます。
エンジニア業務と聞くと、パソコンで黙々と作業を行うイメージがあるかもしれませんが実はそういった能力も大切なんですよ!
主な仕事はクライアントの課題解決
「データサイエンティスト」は、データを集めて分析したり仮説を検証するだけでなく、その結果どうすれば課題解決できるのかをクライアントに提案するまでが業務になります。
そのため、クライアントにヒアリングを行い課題の把握と戦略立案を行うことからスタートします。
問題解決までのプロセスで、プログラミング技術やデータ可視化ツールを使いこなすのは「データサイエンティスト」において大切なことです。
しかし、それと同時にクライアントと円滑にコミュニケーションが取れるかが、「データサイエンティスト」として重要視されます。
もちろん意図に沿った提案をするためにも、技術や知識も同時にスキルアップする必要がありますよ!
未経験からデータサイエンティストになるにはどうすれば良い?
結論から言うと、未経験でも転職は可能です。
その中でも、IT関連分野の経験(データ分析職種や、システムエンジニア、ウェブマーケター等)がある場合は「データサイエンティスト」への転職に有利に働く可能性があります!
20代未経験の場合はポテンシャル採用を行っている企業もあるので、第二新卒で「データサイエンティスト」を目指している人はそういった企業も狙っていくと良いでしょう。
しかし、全くの未経験と言えど現職でデータ分析に関する経験を積んでいない場合は、転職前にある程度知識を身につけておく必要があります。
その中でも、以下の資格の取得や経験・知識を積んでおくと面接でもモチベーションをアピールできるのでおすすめです!
資格
- 基本情報技術者試験
- 統計検定2級
経験や知識
- Python,SQLによるデータ加工
- 機械学習に関する知識
- Kaggle出場経験
プログラミングに全く触れてこなかった人は、まずはプログラミング言語「Python」の講座を受講したり、Python入門を触って実際にプログラミングに触れてみることから始めましょう。
初心者におすすめのAIが学べる本は、以下の記事で詳しく紹介しています。
データサイエンティストになるための資格は、以下の記事で詳しく解説しています。
データサイエンティストが向いている人
「データサイエンティスト」はバランス良く学習できる人におすすめの職種です。
「データサイエンティスト」には、
- 正しいデータを収集したり分析したりできる「エンジニア能力」
- データを解釈するための統計や数学的な知識・AIや機械学習のツールの活用ができる「データサイエンス力」
- クライアントが求めているツールや提案した方法を伝えることができる「ビジネス力」
の3つの能力が必要です。
いくらエンジニアとして素晴らしいスキルがあっても、現場のクライアントの課題が掴めていなかったら意味がありません。
逆に、クライアントの課題を把握できていても、課題解決のためのエンジニアリング能力や分析能力がともなっていない場合、優れたパフォーマンスを出すのは難しいでしょう。
「データサイエンティスト」はどのスキルも苦手とせず、そつなくこなせる人に向いている職種と言えるでしょう!
逆に、データサイエンティストに向いていない方の特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。
AIエンジニアの面接対策は、以下の記事で詳しく解説しています。
実際にデータサイエンティストとして採用されている人の特徴
当メディアを運営しているエスタイルのメンバーは、とにかく学習意欲が高く、「データサイエンティスト」としてのスキルの向上心が高い人が多いです!
数字と向き合うだけでなく、活発に意見交換も行っているのでコミュニケーションを取るのが好きな印象があります。
20代のメンバーが多いので、活気があってメンバー間の仲も良いですよ!
エスタイルでは未経験からデータサイエンティストになったメンバーも!
エスタイルでは9割以上のメンバーが未経験からのスタートです!
ポテンシャル採用を積極的に行っており、元未経験のメンバーも「データサイエンティスト」として活躍していますよ!
今回は、その中でも未経験の文系から「データサイエンティスト」に転職した鈴木さんのエピソードをご紹介します。
ぜひ、未経験から「データサイエンティスト」になりたい人は参考にしてみてくださいね!
未経験の文系からデータサイエンティストに転職した人のエピソード
鈴木さんは、元々は財閥系不動産企業の営業職として働いていました。
しかし、ITに対する考えや体制の古さに不満を感じていたこともあり会社以外で何か打ち込めるものを探した結果、趣味でゲーム制作をスタートすることに。
制作していくうちにゲームのデザインに迷ったので、いとこに相談したところ競技プログラミングの「AtCoder」を紹介してくれたそうです。これがプログラミングとの出会いでした!
そこから次第に競技プログラミングに興味が移り、独学で勉強に打ち込んだ結果、趣味ではなく仕事としてプログラミングと向き合いたいと考え転職を決意したそうです。
転職活動を進めていくうちに「コウキシン」にフォーカスしているエスタイルに魅力を感じ、入社後はエンジニアとして活躍しています!
未経験者がほとんどでも、鈴木さんのように勉強好きな人が多く向上心が高いので自分のやりたいことがあれば急成長することができますよ!
未経験からデータサイエンティストになれる環境作り
エスタイルでは、「データサイエンティスト」を目指す未経験メンバーに約1〜3ヶ月間の研修期間を設けています!
経験・スキルやプロジェクトの状況により、期間が変動しますが、研修期間終了後は各プロジェクトへアサインされていよいよ本格的に業務を行います。
研修内容は、自分で課題に取り組むものが多いです。
そのため、手取り足取りメンバーが教えるというよりも、自分で学習に取り組み続けることになるので、モチベーションが高ければ高いほどスキルアップに!
もちろん未経験からのスタートなので「覚えることが思っているよりも多い」「思ったよりモデルの精度が上がらない」という壁はありますが、教育担当や周りに気軽に相談できる環境が整えられているので、本気で「データサイエンティスト」を目指したい人にとっては最高の環境だと思います!
未経験からデータサイエンティストになりたいならエスタイルへ!
未経験採用を行っている企業が少ない「データサイエンティスト」ですが、エスタイルは未経験でも積極的に採用を行っています!
「データサイエンティスト」になってこういう夢を叶えたい!」「趣味だけでなく専門的な活躍を目指したい!」という人はぜひご応募してください!
皆さまからのご応募お待ちしております!
▼エスタイルの業務や環境が知りたい人はこちらも参考にしてみてください!
AIエンジニアの基本的な情報や身に付けるべきスキルは、以下の記事で詳しく解説しています。