機械学習エンジニアは年々需要が増えていることから、転職を考えている方も少なくありません。
未経験から機械学習エンジニアに転職を考えているのであれば、学習しながら資格を取得するのがおすすめです。
資格を取得することで、機械学習への理解が深まるため実践で結果を残せるチャンスも増えます。
この記事では、初心者の機械学習におすすめの資格とAIエンジニア向けの資格を紹介いたします。
AI業界へ転職するなら資格にプラスで実績を残そう!
機械学習やAIエンジニア向けの資格の取得をすることで、転職に有利になると考えている方も多いかと思います。
しかし、実際資格を取得するだけでなく更に実績を残すことで、更に転職を有利に進めることができるでしょう。
「実績と言ってもそういった職歴がないし…」という方は、Kaggleなどのコンペに参加して成績を残すのがおすすめです。
コンペは、誰でも参加することができるため初心者でも気軽に参加することができます。
そのため、参加を続けて実績を重ねることによって上位入賞も夢ではありません!
コンペでの成績は、他のユーザーと競い合っての順位のため実力の指標としても分かりやすく就職してからの実践向きになります。
ですので、資格を取得した後はコンペに参加して実績作りに積極的にチャレンジしてみましょうね!
機械学習エンジニア・AIエンジニアにおすすめの資格
では、機械学習やAI学習初心者におすすめの資格をご紹介します。
AI業界での就職を目指しているけれど、どうやって勉強したら良いのか分からないという方は、資格の取得を目標にしつつ基礎知識を身に付けていきましょう!
①G検定
G検定は、日本ディープラーニング協会が運営する資格です。
AIに関する基礎知識が身に付き、応用する力や人工知能や機械学習の最新動向を学ぶことができるので、AI領域における必要な知識を抑えることができます。
G検定の模擬テストや資料を配布しているサイトや本も多く、学習しやすいことから比較的勉強しやすいと言えるでしょう。
②E資格
E資格は、G検定と同じく日本ディープラーニング協会が運営する資格です。
機械学習エンジニアの基本的な知識やスキルを身に付けることができます。
実装スキルまで問われるため、実際に機械学習エンジニアへの転職を目指している方にお勧めです。
合格すると合格認証ロゴが発行されるので、転職にも有利に働きます。
③OSS-DB技術者認定試験
OSS-DB技術者認定試験は、データベースの開発や運用・改善に関する内容となっています。
特定非営利法人LPI-Japanが運営している民間資格になります。
基本的な内容の「OSS-DB Silver」では、データベースの設計の知識や開発など基本的なスキルに関する認定を受けられます。
応用的な内容の「OSS-DB Gold」では実践的な内容が出題され、実際の現場を想定したトラブル処理やパフォーマンス調整の対応も求められます。
Silverを取得した後でないと、Goldの試験を受けることはできないので注意が必要です。
Silverは比較的合格しやすい試験のため、まずはそちらの合格を目指しましょう。
④CCP データエンジニア認定試験
「Apache Hadoop」を開発しているClouderaが運営する資格です。
データの変換や格納など、データベースエンジニアの業務に必要な内容となっています。
英語で出題されるので難易度は高いですが、国際的に利用できる資格のため取得しておいて損はないでしょう。
データエンジニアを目指す方には、おすすめのスキルです。
⑤画像処理エンジニア検定
画像処理エンジニア検定は、画像処理分野の開発、設計に必要な知識を取得することができます。
画像処理は現在様々な分野で使われており、顔認識や文字認識、物体認識など日常生活でもなくてはならないものになっています。
具体的にはQRコードの読み取りや、カメラの顔認識機能が挙げられます。
こういった画像処理ができるエンジニアは、将来性もあり需要が高いことから取得しておいて損はないでしょう。
画像処理エンジニア検定は、ベーシックとエキスパートとレベルが2つに分かれているので、まずは画像処理に関する基礎知識を身に付けることができるベーシックの取得を目指しましょう。
データサイエンティストにおすすめの資格
ここからは、データサイエンティストになりたい方におすすめしたい資格をご紹介します。
実践で使う知識が身につくので、ぜひ初心者は資格の取得を目指してみましょう!
①統計検定
統計検定は、データ統計や分析力が身に付く資格です。
数学的データを正しく使うことによって、マーケティングにおける市場調査や問題解決に繋がります。
統計検定の勉強をすることによって、統計処理やデータ解析など実務には欠かせない数学的知識を身に付けることができます。
未経験者は統計検定の取得を目指すと良いでしょう。
統計検定の試験区分に「データサイエンス」があり、基礎〜エキスパートの3種類があります。まずは基礎から勉強するのがおすすめです。
②Professional Data Engineer
Googleが運営しているデータエンジニアの資格です。
「Google Cloud Platform」に関する資格で、データベースに関することや、モデリング、ネットワークやセキュリティなど幅広い内容が対象となっています。
基礎知識だけでなく、コンサル能力やビジネスに合わせたサービスの提案なども行うためデータエンジニアの実務経験がある人でも難易度が高いと言われています。
しかし、Google Cloud Platformを利用する企業は増えているため、データエンジニアの転職を目指すならチャレンジすると良いでしょう。
③AWS 機械学習専門認定資格
米アマゾンが提供するクラウドサービス、AWS(Amazon Web Service)の資格です。
AWSクラウドにおける機械学習の開発や設計、運用を1〜2年行った経験に加えて様々な経験を資格試験対象者にしています。
出題範囲も未公開のため、初心者向けよりは実務経験者向けで難易度も高いです。
資格試験対象者に該当していてチャレンジしたいという方は、AWS認定試験の公式サイトで試験ガイドやサンプル問題などが掲載されているため、そちらを活用して勉強するのをおすすめします。
共通しておすすめの資格
最後は、IT系技術者に共通しておすすめの資格を紹介します。
どの職種が良いのかまだ迷っている方やIT自体が初心者という方は、ITの知識を身に付けるために勉強しておくのもおすすめです!
①ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基礎的な資格が取得できる初心者向けの資格です。IT系の国家試験では基礎レベルなので、まずはここから勉強しておくと良いでしょう。
AIやビッグデータ、ビジネスや経営に関する知識が身に付くので、ビジネス力が問われるデータサイエンティストやデータアナリストを目指す方におすすめです。
IT分野はもちろん、営業職の就職にも役に立つので、学生の資格取得としても注目ですね。
②応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の内容を応用した試験です。
IT分野における高度な知識を持っている証明になるので、基本情報技術者試験に合格後より上の資格を目指したい方におすすめです。
基本情報技術者試験の基本的な知識をマスターしていれば、勉強しやすいと言われていますが実務知識も問われるため難易度も高めになっています。
基本情報技術者試験に合格したらこちらもチャレンジしてみましょう!
③基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITに関する基礎的な知識や技能取得を証明する資格のことです。
システムエンジニアやITエンジニアなど、ITに関わる初心者の登竜門とも呼ばれる資格になっています。
IT業界未経験の方は最初に抑えておくと良いでしょう。
基礎数学やPythonやC#などのプログラミング言語の実装はもちろん、経営戦略や事業戦略なども試験範囲になります。
そのため、機械学習エンジニアだけでなく、データサイエンティストやデータアナリストを目指したい方にとってもおすすめの資格と言えるでしょう。
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この記事では、機械学習におすすめの資格を紹介しました。
資格を取得したら、ぜひコンペに参加したり本などで知見を広げたりと更にAIエンジニアとしてのスキルや知識を磨きましょう!
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