日常生活で身近になっているAI技術。ここ10年でAIを使った技術はどんどん発展しており、家事をサポートする家電や自動運転など様々なものに活用されています。
そんな人々の生活をサポートするAIに関心があり「自分もAIを使った技術で人の役に立ちたい」「AIエンジニアになって独自のサービスを展開したい」と考えている人も増えてきています。
しかし、中には「AIエンジニアはやめとけ」という声も少なくありません。
この記事ではなぜ「AIエンジニアはやめとけ」と言われる理由やAIエンジニアになって活躍できる人を調査しました!
また、実際に未経験からAIエンジニアになった人の声も聞いてみたので「やめとけ」と言われた人はぜひ参考にしてみてください。
AIエンジニアの基本的な情報や身に付けるべきスキルは、以下の記事で詳しく解説しています。
AIエンジニアの仕事内容
そもそも「AIエンジニア」と言う呼称は現場ではあまり使われません。
「AIエンジニア」とひとくちに言っても職種が様々で役割も異なるからです。
例えば、大量に蓄積したデータを分析・解析しクライアントに課題の把握〜解決の提案を行う「データサイエンティスト」や、ビッグデータを分析しやすい構造に整理しシステムを構築・運用する「データエンジニア」などが挙げられます。
例えば、データ加工や分析を効率的にできるBIツールを使ってクライアントへ課題解決のための提案を行う「データアナリスト」は技術的なスキル以上にビジネス能力が必要になります。
一方でデータのシステムや複雑なアルゴリズムを実装する「機械学習エンジニア」は高い技術的なスキルを必要とします。
それぞれ必要なスキルや習得すべき資格も異なるため、AIエンジニアをもっと細分化して自分が何に向いているのかを自己分析する必要があります。
AIエンジニアはやめとけと言われる5つの理由
「AIエンジニアはやめとけ」と言われる理由は主に5つあります。
AIエンジニアのどの職種に限らず共通して言える理由なので、ミスマッチだと感じたら別の職種を検討しましょう。
①ハードルが高く勉強が難しいから
1つ目は「AIエンジニア」になるためのハードルが高いことです。
AIエンジニアは機械学習や統計学を使ってデータを分析したり構築する必要があります。ですので、数字に強くロジカルな思考が求められます。
知識がないとデータを適切に扱うことが難しく、問題解決を行うことができないため、普段からよく勉強する習慣が必要です
例えば「基本情報技術者試験」や「統計検定2級」などの資格を習得したり、Python,SQLによるデータ加工などの経験を積む必要があります。
ですので、未経験で何の知識もないまま面接に行っても落とされる可能性が高く「AIエンジニア」に辿り着くまでの道のりも簡単なものではありません。
②AIエンジニアの将来性が不安だから
2つ目は「AIエンジニア」の将来性が不安と言われているからです。
今後、AIの進化によって「AIエンジニア」が行っている仕事が減少するのではという声もあります。ですので、将来的に仕事が減る可能性を考えて「やめとけ」という意見が出てくる場合もあります。
しかし、AIが進化するためには人の技術が欠かせません。世界的にも人工知能の開発が進められており、AIや機械学習の需要はますます高まってくると言えるでしょう。
今後AIだけで完結することはあってもその背景には必ずエンジニアがいます。よって将来性の不安はないと言っても良いです!
③業務がハードだから
3つ目は業務がハードと言われているからです。
最適なモデルが出来上がるまで何度も仮説検証や分析を行ったり、スクリプトを作成する際にエラーを吐き出してしまったりと、AIエンジニアは根気が必要な仕事です。
時には、目標まで辿り着かずに夜遅くまでデータと向き合わなくてはいけないこともあります。
また、クライアントとのやり取りでトラブルがあった場合やシステムに問題があった場合はすぐに問題解決を行う必要があります。
こういった予期せぬ対応が多く、作業がハードなことから「やめとけ」という人も多いようです。
④就職後もスキルアップが欠かせないから
4つ目は就職後もスキルアップが必要だからです。
めでたく転職に成功し、「AIエンジニアに」なれてもAIの技術やデータツールは日々進化しています。今まで通りのやり方が効率的ではなくなったり、分析が通用しなくなる可能性も十分に考えられます。
最新のスキルを持っていなければ、他の「AIエンジニア」よりも遅れを取ってしまうため就職後も新しい情報のインプット・アウトプットや勉強が欠かせなくなります。
AIエンジニアの勉強自体を楽しいと感じなければ、仕事をしながらスキルアップするのは苦痛だと感じてしまう場合もあります。
よって、就職後は決まった作業をずっとやりたいという人からは「やめとけ」という意見もあります。
⑤高いスキルのAIエンジニアと競争になるから
5つ目は他の「AIエンジニア」と競争になるからです。
4つ目のスキルアップにも付随しますが、どのエンジニアも最新のスキルを身に付けようと日々努力し勉強しています。
ですので、学習意欲が低い場合は、高いスキルを持った他の「AIエンジニア」と差が出てしまい思うように仕事ができない可能性があります。
就職後も「AIエンジニア」と競争してスキルを高め合っていかなければならないため、まったりと仕事したいという人には「やめとけ」となるようです。
こんな理由でAIエンジニアに転職するならやめとけ!?
以上のことを踏まえると、どの職種も技術的な内容に興味を持てない人は「やめとけ」と言えるでしょう。
「AIを試してみたい」という好奇心が無いと、最新技術へのキャッチアップがままならないため、ゆくゆくは他のAIエンジニアにスキルが追い抜かれてしまいます。
実際に活躍している「AIエンジニア」はどの人も学習意欲が高く、新しい情報にも熱心です。こういった、就職後もどんどん学習していきたいという思いがなければやめておくのをおすすめします。
また、プログラミングへの適性が低い人はあまり向いていないのかもしれません。業務で複雑なアルゴリズムを実装する必要があるからです。
数字を扱うのが苦手な人は、実際に転職できたとしても作業効率が悪く自分自身も苦としてしまうためやめておいた方が良いかもしれません。
AIエンジニアに向いている人
逆に、論理的に考えることが得意な人や、プログラミングを得意にしている人は「AIエンジニア」に向いていると言えるでしょう!
数学が得意で数字から分析するのが好きなタイプもAIエンジニアに適正があると言えます。
また、論文や技術書を読むことが好きな人はAIエンジニアへの学習も苦としないため、活躍できる可能性があります。
AIエンジニアのやりがいについては、以下の記事で詳しく解説しています。
現役AIエンジニアに聞く!転職してよかった?
当メディアを運営するエスタイルは、未経験から「AIエンジニア」になったメンバーが9割以上!
前職は、WEBディレクター、研究開発職、大工、役者、教師…とメンバーによっても様々です。
一見AIとは無縁の職からスタートしているため、転職後どうなの?と思う人も多いかもしれません。
実際に入社後は「覚えることが思っているよりも多い」「未経験なので思ったよりデータの精度が上がらない」と業務が大変だと感じているメンバーもいます。
しかし、自分自身で考えながら業務を行い毎日学んでいくため「大変な中でも興味あることを探求できているので楽しい」とのめり込んでいるメンバーがほとんどです!
その根底には「技術的な内容に興味を持っていること」や「AIを生かしてやってみたいことがある」といった思いがあります。
ですので「大変だからやめとけ」というネガティブな感情はなく「大変だけれど毎日学ぶことがあって楽しい」とポジティブな感情を持っているようですね!
エスタイルでは未経験からAIエンジニアに転職可能!
「大変な中でも技術を磨きたい!」「やりたいことを叶えたい!」と感じたらぜひご応募ください!
エスタイルは未経験から「AIエンジニア」になったメンバーが9割以上と、ほとんどが未経験からのスタートです。
エスタイルでは、最短2ヶ月の導入研修を行っているので、入社後もAI・データサイエンス人材として必要なスキルを習得できます。
研修だけでなく、オンボーディング担当メンバーのサポートもあり、「AIエンジニア」として確実にスキルアップできる環境を整えているため学習意欲がある人であればどんどん成長することができますよ!
まずは勉強が楽しいかチェックしよう
まずは、自分が向いているかどうかを確かめるためにもPython講座やチュートリアルを通して実際にプログラミングに触れてみるのをおすすめします。
以下は、完全に0知識から始める人におすすめのサイトをまとめました。
ジャンル | こんな人におすすめ |
Python | 完全に0知識から始める人 |
機械学習 | 機械学習・統計初心者の人 |
機械学習 | ある程度知識がある人 |
統計学 | 完全に0知識から始める人 |
統計学 | ある程度知識がある人 |
SQL | 完全に0知識から始める人 |
一通り勉強した上で「もっと学びたい!」「面白い!」と感じた場合は「AIエンジニア」の転職が成功する可能性が高いです!
初心者におすすめのAIが学べる本は、以下の記事で詳しく紹介しています。
AIエンジニアに転職するならエスタイルへ!
「AIエンジニア」は大変ながらも、やりがいのある仕事であり将来的にも活躍できる仕事といえます。
「AIエンジニアって大変そうだけれど頑張ってみたい!」と思った人は、ぜひエスタイルへのご応募をお待ちしております。
皆さまからのご応募お待ちしております!
▼エスタイルの業務や環境が知りたい人はこちらも参考にしてみてください!