数多くのエンジニア業務の中でも、最近注目されているのが「機械学習エンジニア」です。
AIを使った技術は家電や自動車、サービス業務など私たちの身近にも多く使われており、日々進歩しています。
AIが人々の生活に貢献している様子から「機械学習エンジニアになりたい」と考える方も増えています。
しかし、中には「機械学習エンジニアになるのはやめとけ」という方も少なくありません。
この記事では、機械学習エンジニアになるのをやめとけと言われる理由と向いていないタイプを解説いたします。
機械学習エンジニアの仕事内容
機械学習エンジニアの主な業務内容は、機械学習を使ってシステムやアルゴリズムを実装することです。
機械学習エンジニアは、データサイエンティストやデータアナリストといった他のAIを使った職種と比較しても高い開発スキルを要求され、データサイエンスに関するスキルだけではなくアプリ開発やWeb開発スキルも必要になります。
また、機械学習を使わなくても、統計的な理論を基にモデルを作成することもあります。こちらは統計モデルと呼ばれますが、案件内容によっても作成すべきモデルが変わります。
こういったモデルの作成にも柔軟に対応していきます。
機械学習エンジニアの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。
機械学習エンジニアはやめとけと言われる5つの理由
仕事内容を聞くと難しそうな印象を抱く機械学習エンジニア。
具体的に機械学習エンジニアはやめとけと言われる理由を5つ紹介します。
どういったことが辛くなるのかを解説するので、転職を考えている方はチェックしてみてください。
①なるまでの基礎知識が必要
機械学習エンジニアの仕事内容を見ても、統計モデルの作成やアルゴリズムの実装など覚えることが多くあります。
機械学習エンジニアになったとしても、基礎知識がなければ技術が追い付かず満足のいく結果を得るのは難しいでしょう。
未経験であれば、なるまでの基礎知識を身に付けるのも苦労することから機械学習エンジニアになるのを「やめとけ」という声も多いでしょう。
②エンジニアとしての高い能力が問われる
機械学習エンジニアは複雑なアルゴリズムを使うため、高いプログラミング能力だけでなく、機械学習や深層学習に関する専門的な知識も求められます。
技術的な知識やスキルに特化しているため、他のAIを使う仕事と比較してもよりエンジニアとしての高い能力を身に付けなければいけないことから「やめとけ」と言われることもあります。
③集中力や体力・忍耐力が求められる
機械学習エンジニアは、日々システムやアルゴリズム、モデルの作成など緻密な業務を行っていきます。
時には業務が上手く進まずに、長時間の業務を強いられることも少なくありません。
また、長時間コードを書いたり、エラーと対峙したりすることが多いので、集中力や体力、忍耐力も必要です。そういった状況でも、投げ出さずにコツコツと進めなければいけません。
そういった根気を求められることから業務が辛く「やめとけ」と感じる方もいます。
④数字と常に向き合う必要がある
もちろん、機械学習エンジニアは「エンジニア業務」である以上は数字と常に向き合う必要があります。
数学的思考や論理的思考などが求められるため、そういった考えが苦手な方や好きではない方は苦痛に感じるため「やめとけ」と言われるでしょう。
⑤技術の向上が求められる
基礎知識を身に付けて機械学習エンジニアになった後も、どんどん技術は進化していくため日々技術の向上が求められます。
勉強していた頃は最新の技術だったとしても、今後新しい技術が増えていき今までの技術は「古い」と見なされる可能性も十分にあります。
また、最新スキルを持っている他の機械学習エンジニアに抜かされてしまうことも考えられます。
ですので、就職した後も業務の他に技術の向上が求められることから、本当にこの仕事が楽しいと思わないのであれば「やめとけ」と思うでしょう。
機械学習エンジニアに転職するのを「やめとけ」と言われるタイプ
論理的に考えるのが苦手な方は向いていないことが多く、やめておいた方が良いかもしれません。
感覚タイプ、直感的なタイプと周りから言われる人は機械学習エンジニアになっても苦戦することでしょう。
機械学習エンジニアに向いている人
逆に、論理的なタイプや数字に強いタイプは向いていると言えるでしょう。
プログラムの設計・実装能力と数学的な思考能力に相関があることから、数学が得意だった方も向いています。
また、技術の向上の勉強も日々必要なことから学習意欲が求められるため、わからないことは自分で調べて知識を補充して実践できる人も良いですね！
機械学習エンジニアは未経験の転職はやめとけ？
未経験で「機械学習エンジニア」への転職活動がしたいのであれば、人よりも更に事前知識の学習が必要なため学習が楽しいと思わないのであればやめておいたほうが良いでしょう。
また、独学で知識を身に付けておく必要があるため自主学習が得意でないタイプも難しいです。
しかし、実践を積んだり資格を習得して必要なスキルを身に付けた上で転職することは可能です。
以下の資格や知識を習得することで、未経験の転職でも採用される可能性もあるため、ぜひ勉強しておくことをおすすめします。
資格
- 基本情報技術者試験
- 統計検定2級
経験や知識
- Python,SQLによるデータ加工
- 機械学習に関する知識
- Kaggle出場経験
逆に、調べてみて「難しい」「やりたくない」と感じた場合は、機械学習エンジニアが苦痛な可能性が高いのでやめておいたほうが良いでしょう。
エスタイルでは未経験から機械学習エンジニアに転職可能！
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独学で勉強してみて「面白い」「もっとやりたい」と感じた方は、機械学習エンジニアにチャレンジすることができます。
もちろん、独学で行ったからと言っていきなり業務に入ることはないのでご安心ください。
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AIエンジニアの基本的な情報や身に付けるべきスキルは、以下の記事で詳しく解説しています。
